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ケルシュ(Kölsch)

ケルシュ(Kölsch)はドイツのケルンで伝統的に醸造されているビールのことです。デュッセルドルフで飲まれているような「ドイツのビール!」という感じのアルトビールと比べると苦味などが少なくとても飲みやすいビールです。

ケルシュの特徴

  • 薄い黄金色
  • 純白のきめ細かいクリーミな泡
  • フルーティーな香り
  • 爽やかなポップとほのかな苦み

 

ケルンで醸造されたもののみが「ケルシュ」を名乗ることができます。ケルンにはケルシュ醸造所兼レストランのBrauhausと呼ばれるお店がいくつもあります。ケルシュは、シュタンゲ(Stange)と呼ばれる200mlの円柱型の細長いグラスで提供されます。グラスが小さいのでのどが渇いているときは一気に飲めちゃいます。ビールをそんなに飲まない僕でもごくごく飲めるのでビール好きになった錯覚を味わえます。ジョッキだと冷えたビールがぬるくなってしまいますが、ケルシュは小さいグラスのおかげで常に美味しい状態で飲めて次をおかわりできるのがとても魅力的です。

ケルシュもアルトビールのようにウェイターさんが常に回ってグラスが空くとストップをかけるまで無限に次の1杯と交換してくれます。そのたびコースターに線が引かれるのでコースターの線の数で冷静になりましょう笑

ケルシュ協定

ビールの工業化に危機を感じたケルシュの醸造家たちが1986年に「ケルシュ協定」です。ケルシュ協定に調印しているケルン近郊の24の醸造所のビールだけが、ケルシュを名乗ることができます。ケルシュの伝統と品質を守るため、16のルールが定められており、200mlの円柱グラスで提供するというのもそのルールの一つです。そのため、同じ製法でもケルン以外で醸造されたものは「ケルシュ」ビールと呼ばれます。

ケルシュ(Kölsch)が飲めるオススメのビアホール

ケルシュは醸造所によってそれぞれ特徴があります。ケルン中心部で美味しいケルシュが飲めるビアホールを4店飲み比べしたので紹介します。

Brauhaus Sion(ブラウハウス・ジオン)

このAlter Market(Old Market)と呼ばれる広場(市場)の近くにあるのがBrauhaus Sion。店内は広いですが、混雑時は列ができます。1511年創業の名店。

そしてこちらがBrauhaus Sionのケルシュ「Sion」です。

芳ばしい香りとあと味のほのかな苦みが特徴。その他の特徴は以下に紹介するケルシュの真ん中を取ったようなものという感じ。最初に飲んでみるケルシュとしてオススメです。

夕食としてドイツの伝統料理「ザウアーブラーテン」を食べました。肉とソースは酸味が効いてて美味しいです。赤キャベツは酢漬けが苦手な人はだめかもしれませんが、これもいけます。ただ、もうひとつの付け合わせの「ジャガイモのダンプリング」を食べるのがきつかったです…。値段はどれも良心的なので気軽に行けるお店です。

Früh am Dom (フリュー・アム・ドム)

お次はFrüh am Dom (フリュー・アム・ドム)というお店のFrüh Kölsch (フリュー・ケルシュ)です。こちらはほのかに甘く、全体的な特徴が軽い印象のケルシュ。どのケルシュもビールが苦手な人でも飲める飲みやすさがあるのですが、とくにこのFrüh Kölschは飲みやすいのでビール苦手な人や午前、昼間、カフェの時間帯に飲むケルシュとしてオススメです。

またFrüh Radler (フリュー・ラドラー)と呼ばれるFrüh Kölsch(フリュー・ケルシュ)とレモネードを混ぜたケルシュもあります。こちらも飲みましたが、甘さが強くなります。個人的には普通のフリュー・ケルシュのほうが好きですが、ビールが苦手な人にはこちらもオススメです。

僕は500段以上あるケルン大聖堂の塔を上り下りして朝食後にここに来ました。はい、そうです、朝っぱらからビール飲みました← 日本では昼間から、ましてや午前中にビールを飲む習慣はありませんが、オランダやドイツでは仕事がなければみんな朝からビールを飲んでいるので、その光景を見ていると午前中ビールの罪悪感がなくなります笑

Bierhaus en d’r Salzgass (ブラウハウス エンディエル ザイツガス)

僕が一番楽しみにしていたケルシュのお店「Bierhaus en d’r Salzgass (ブラウハウス エンディエル ザイツガス)」で提供されているのが「Päffgen Kölsch (ペフゲン・ケルシュ)」です。とても人気なお店で、最初夜に訪れたときは人で溢れかえって満員のため入店できず、2日目の夕方にリベンジして入ることができました。

Päffgen Kölsch (ペフゲン・ケルシュ)は熱処理をしていない非加熱ビールであることなどから輸出はされておらず、ケルンでしか飲めない貴重なケルシュです。そのため、ドイツ以外の国々からこのPäffgen Kölsch (ペフゲン・ケルシュ)を飲むためだけにこのお店に来る人もいるほど。

Päffgen Kölsch (ペフゲン・ケルシュ)はフルーティーな香りと爽やかな口当たりが絶妙!ビールを飲めない人も「これが喉ごしか!」と感じられるはず。個人的に一番オススメのケルシュです。フルーティーさと爽やかさでは一番です。

Gaffel am Dom (ガッフェル・アム・ドム)

最後はGaffel am Dom (ガッフェル・アム・ドム)のケルシュ「Gaffel (ガッフェル)」です。このお店はケルン大聖堂のすぐ近くにあり、店内が広く奥行きがあり、多くの人で賑わっています。

Gaffel (ガッフェル)Früh Kölsch (フリュー・ケルシュ)と並んで大きなケルシュブランドです。ほかのケルシュより苦みがあり、ドイツビールが好きな人にオススメのケルシュ。

ドイツらしくポークナックルとソーセージを注文。これがまたビールに合う!!ポークナックルは数人でシェアするのがオススメです。

ぜひケルンを訪れた際はケルシュ飲み比べをしてお気に入りのケルシュを見つけてみて下さい。

ケルンの宿泊

 


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