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アイルランドを旅しようと思ったきっかけ

自分の勝手な想像ですが、初めてのヨーロッパ旅行を計画する時にアイルランドが真っ先に挙がることはほとんどないのではないでしょうか?イギリスの影に隠れてしまってあまり日本になじみのない国の一つだと思います。僕もオランダ留学以前はもちろん、留学中も初めの頃はアイルランドを旅行する気はさらさらありませんでした。

映画「Sing Street (シング・ストリート 未来へのうた)」

そんな僕にアイルランドを旅しようと思わせたものが「Sing Street (シング・ストリート 未来へのうた)」という映画です。本当はこれを前置きにアイルランド旅行の記事を書こうと思ったのですが、シング・ストリートのことを書き出したらすごく長い前置きになってしまうなと思い、この際「Sing Street (シング・ストリート 未来へのうた)」の映画について単体で記事を書いてみようということに思い至りました。

予告編

日本語字幕の予告編は映画の良さがあまり伝わらないものだったので英語版の予告編です↓

1980年代、思春期真っ只中の主人公が、一目惚れした女性を振り向かせるためだけにバンドを組むという恋と音楽の青春映画。このように書くと、たいしたことのない映画に聞こえますが、映画好きの僕の大好きな作品のひとつです(どうでもいい)

 

挿入歌の素晴らしさ

なにより挿入歌がどれも素晴らしい!僕は1980年代を知らない世代です。親が聞いたら懐かしく感じるテイストの曲なのでしょう。親の世代とは感じ方は違うと思いますが、純粋に曲を楽しむことができました。メインテーマソングの「Drive It Like You Stole It」は一度聞いたら頭の中からなかなか離れないキャッチーな曲です。


 

「これが1980年代か〜!!」なんて思いにふけりながら、映像とともに音楽を楽しむ、それだけです。これっぽっちも深いテーマや内容はありません。だって思春期の男の子の恋とそれをきっかけにはじめたバンドの映画なので笑 でもそこが良い! 「あー、そこはそうじゃないでしょー!!」と突っ込みたくなる恋に不慣れな主人公の行動、バンド仲間のクスッと笑える言動、中二病、もっと言うなら童貞くさい曲の歌詞、これらすべてが良い映画の味を出してるんです。

 

最初は音痴な主人公がだんだん歌がうまくなって格好良くなっていくのにどこかダサいところが胸を締めつけます。

シング・ストリートの映画監督ジョン・カーニーは「はじまりのうた」などの音楽映画を輩出してきた方で、この「シング・ストリート」は監督自身の自伝記のようなものでもあります。ダブリンで育ち、バンドを組み、そして恋もしたのでしょう。だからこそとてもリアルに思春期を描けています。

 

登場人物の個性

この映画の好きなところは劇中歌だけではありません。主人公を含め、個性が光る登場人物が物語を支えます。

ウサギが大好きというダサいのに多才な相棒

主人公のバンドを最も支える相棒的存在がウサギが大好きな眼鏡君。ギター、ピアノ、様々な楽器を演奏できる上に作曲までできちゃう多才君。一言も嫌とは言わず、いつも主人公とともに作曲を手伝う姿が印象的です。

この映画の中で一番好きなキャラクターです。職に就けずに未だニートという、一見頼りない兄に見えるのですが、それは大違い。長男として、弟と妹を優しく見守り、弟の主人公には恋と音楽の相談相手でもあります。ラストの兄と主人公の関係性には胸にグッとくるものがあります。僕は年上の兄弟がいないのでこういうお兄ちゃん羨ましいです。

プロデューサー

オレンジ色の髪で低身長、アイリッシュ・アクセントがとても強くて聞き取りにくい英語を話すこれまた個性の強いキャラクターです。プロデューサーとしてバンドに関わります。

 

アイルランドの自然に魅了される

海岸でのMV撮影、海風に吹かれながらギター一本抱えて歌う主人公、ヒロインと訪れた小さな島など劇中に登場する透き通ったアイルランドの自然に個人的にとても魅了されました。これが決定打になり、僕はアイルランドを訪れようと決心しました。

 

マルーン5のアダムが歌うエンディングテーマソング

この映画のラストで流れるエンディングテーマソングはマルーン5のボーカル、アダムが歌う「Go Now」

この曲があってこそのエンディングです。映画のラストはもちろん、曲の歌詞にも「前に進め」というメッセージが含まれていて心動かされます。

 

青臭い青春を振り返るきっかけに

 

すっかりお気に入りの映画の一つとなった「Sing Street (シング・ストリート 未来へのうた)」。さっそく友達に紹介して一緒に見ました。特に男性は「なにこれ、ダサいなー」なんて感想を口にするかもしれませんが、心の奥底では何か感じるものがあるはずです。全く嫌な気持ちを感じずに気軽に見ることのできる映画です。誰しもが通る青臭い青春を振り返るきっかけに見てみてはどうでしょう?

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